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年の終わりと始まりに、 人は小さな「区切り」を必要とします。
寶結株式会社では、年末年始のご挨拶に、 福岡県川崎町にある
障がい者支援施設「川崎学舎」で製作されている土鈴を
ご挨拶品として使用しています。
川崎学舎では、日々の営みの中で、
 土に触れ、形をつくり、音を宿す——
 そんな静かなものづくりが続けられています。
今回当社が選んだのは、 新しく何かを生み出すことだけではなく、
 すでにそこにある営みの延長線に、そっと関わることでした。
一つひとつ手に取ると、 均一ではない形、やわらかな土の質感、
 鳴らすたびに少しずつ違う音が返ってきます。
それは、効率や正確さでは測れない、
 人の手の時間が残した痕跡のようにも感じられます。
年末年始のご挨拶に添えて、 この小さな音とともに、
 「今年もありがとうございました」という気持ちと、
 「また新しい一年が始まりますね」という余白を
 お届けできればと考えています。

寶結株式会社は、
 「人々の営みを、デザインする。」というビジョンのもと、
 声高に語るのではなく、 選択の積み重ねによって、
 社会との関係性を描いていきたいと考えています。